音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと、の本で有名なアレクサンダー・テクニークとボディ・マッピングのレッスンを、翻訳者でありアレクサンダー・テクニークの講師である小野ひとみ氏に受けて来ました!

私自身は10年以上前にアレクサンダー・テクニークの存在を知り、恐らくミュージシャンの間では一番有名だと思われるこの青い表紙の本を購入して今まで役立ててきました。
しかし自分自身が音楽講師としてやっていくうえで一度きちんとした指導を受けたいと思い、また受けるのあれば一番良いものを受けたいということで、翻訳者である小野ひとみ氏ご本人のレッスンを受けてまいりました。

音楽家の健康・演奏の改善と療法に役立つアレクサンダーテクニーク「アマックコーポレーション」
http://www.amac.co.jp/


サインいただきました!

アレクサンダー・テクニークってなに?

簡潔に要約すると、自分自身の身体がどうやって動いているかを理解することで様々な活動に役立てよう、というものです。
身体を使うという点では我々ミュージシャンだけでなく、スポーツマンや、身体に不具合が生じている人(腰痛や腱鞘炎など)や、そもそも普段の生活の中でも十分に使えるものなのです。
それを特に音楽家向けにスポットを当てた内容で説明しているのが今回のレッスンです。

具体的には、自分自身の骨格がどうなっているのか、そこに筋肉がどの様についているのか、そしてそれらがどの様に動くのか、また動くとしても最も自然に動作するにはどの様な動きが理想的なのか。
こういった内容を映像や人体模型、また実際に自分自身の身体を使いながら確認していきました。

ボディ・マッピングってなに?

アレクサンダー・テクニークを実践していくうえで非常に重要なものです。
自分自身の身体がどうなっているか、構造は?機能は?大きさは?これらがしっかりと把握出来ていないと、思い描いた動きと実際の動きとは全く別のものになってしまいます。
その結果、不自然な動きになり良いパフォーマンスが発揮出来ないどころか、更にその動きを続けてしまうと最悪の場合は怪我や故障をしてしまう事もあります。
この自分自身の身体がどうなっているのか?という、いわば身体の地図の様なものを脳内に描く作業をボディ・マッピングと言います。

自分の脚が実際よりも長いと思い込んでいてつまずいてしまったり、新しいズボンを買って裾上げする時にいっぱい切られて哀しい思いをする事がありませんか?
私は自分の脚が短い事を知っているのでそんな事にはなりません(泣)
この例は半分冗談ですが、ボディ・マッピングとは非常に大切なものなのです。
またこれは100人いれば100人とも違うものであり(基本的な構造は人間であれば一緒ですけどね!)、年齢を重ねる毎に変化し、日々の生活の中でもどんどんと変化していくので、自分自身のマップを常に正確に上書きしていかなければならないのです。
しかししっかりとした知識があれば、そして常に意識していればそれらは可能になります。
(なんだか直訳みたいな文章になってしまった)

どんな事が出来るの?

もう少し具体的な話を例を出してしていきましょう。

前腕部分(肘と手首の間)には骨が2本ある事を知っていますか?
その骨の付根はそれぞれどうやって付いていますか?
その2本の骨が交差する事で手が回転している事を知っていますか?
そしてそれはどちらの骨を軸に回転しますか?
回転するのはどこからどこまでですか?

こういった事を知っていると知らないとでは、例えばドラムを演奏するうえでストローク(腕の振り方)にも大きく違いが出てきます。
構造的に負担がかかる動きと知らずに続けていると腱鞘炎になってしまったりしますが、知っていれば別の動きに変えてよりスムーズな動きを可能にする事が出来ます。

最後に

ここまでお話をしましたが、そもそも演奏するうえで人それぞれにセッティングや姿勢や奏法があり、それらは個性として大事にして欲しいですし強制的に変えるべきものではないと私は考えています。
そういう意味では音楽に正解なんていうものは無いのですが、ただ間違いというものは確実にあります。
それは身体を壊してしまうフォームです。

より楽(らく)に良い音を奏でられる様に、そして長く楽しく生涯に渡って音楽を続ける為には、このアレクサンダー・テクニークの様な知識を持っておいた方が良いと思います。
そしてこれらは身体の構造についての知識が無いと分からなかったり、自分自身では気付かない事が多いので、そこについてはレッスンの際にしっかりと指導をいたします。

 

本当の最後に
小野ひとみ先生はアレクサンダー・テクニークを常に実践しているからなのか、小柄な身体ながら非常に元気で明るく、エネルギーが溢れ出していました。
また今回はアレクサンダー・テクニークやボディ・マッピングだけでなく、実際に楽器を持って演奏した際の姿勢の確認や、パフォーマンスするうえでの精神的な部分についても非常に勉強になる指導をいただきました。
この場をお借りしてもう一度お礼を言いたいと思います。

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