体調が悪い時こそ見直そう!ドラムのセッティングとフォームについて

おいっす!
風邪をひいてしまいました、西村です。

自分の場合、たまにあるパターンなんですが、
アレルギーによる鼻炎
→鼻詰まりにより口呼吸
→乾燥して喉がやられる
→そこから悪化
という感じでしょうか。

とりあえず馬鹿では無かったようで安心ですが(笑)

さて、そんな体調が良くない状態でも頑張らないといけない、という状況は多々あるかと思います。
「この見積書だけは明日までに作っておかないと…!?」
「試験に受からないと単位が…!?」
「料理、洗濯、掃除、買い物、育児、その他諸々…!?」

あ~っ、考えたくもないっ!?

状況は様々ですが、風邪だったり、寝不足だったり、二日酔いだったり?
身体がベストコンディションとは程遠い状態でタスクをこなすという経験は皆さんあると思います。

さて、それがドラムを叩く時はどうでしょうか?
身体が重い、肩が凝っている、何か調子が悪い…
そんな時にドラムを叩くフォームやセッティングもいつもと同じで良いのでしょうか?

ちなみにもし風邪をひいているならドラムなんか叩かずに、まずはお休みしましょうね(笑)

コンテンツ

自分の中に基準を設けよう!!

自分の身体が今どういう状態にあるのか?
これを把握するには、普段から自分の身体のコンディションを気にしておく必要があります。
そしてその為には何かしらの基準を設ける様にしましょう。

最も簡単なところで例えば、シングルストロークをメトロノームに合わせてどのくらいの速さで叩けるか?といったものがあります。
「いつもならBPM180まではいけるのに、今日はBPM160でひっかかってしまう」
この状態を把握しないままBPM180の曲を叩けば、間違いなく失敗します。
最悪の場合、無理に叩こうとしてどこかを痛めてしまう可能性もあります。

感覚と実際の身体の動きにズレが生じている状態ですね。

自分の身体を思い通りに動かす能力が大事であるとイチロー選手や十種競技元日本チャンピオンの武井壮氏も言っておりますが、楽器演奏もスポーツと同じく要はどの様に自分の身体を動かすか、という事が非常に重要です。
そのためには自分の身体のコンディションを常に把握しておく必要があり、ひいては自分の中で何かしらの基準を設ける様にしておきましょう。

では自分のコンディションを把握した上で次にその対応を考えましょう。

フォーム、セッティングを変えてみよう!!

まずはフォームやセッティングを見直す前に、ウォームアップを念入りに行いましょう。
ウォームアップをする事で問題が取り除けるならばそれにこした事はありません。
もし肩が凝っていてスティックコントロールが上手くいかないならば、ストレッチをしっかりした上で、フルストロークを使ってゆっくり大きく動かす練習等をして徐々にほぐしていきましょう。

・フォームを見直す
調子が悪い(=身体が動きにくい)時には関節の可動範囲が狭くなっていたり、筋肉の反応スピードが遅くなっている状態が多いと思われます。
ここで重要なのは力(りき)まないこと。
無理に動かして失敗したり、身体を痛めてしまわない様に、逆に脱力していても叩けるフォームに変えましょう。

・セッティングを見直す
自分の場合、まず椅子の高さを調節します(いつもより調子が悪い時は少し下げる)。
椅子は少し高めの方が動く上でメリットは多いのですが、バランス感覚が良くないと不安定になる可能性の方が高くなります。
※「椅子は高い方が良い」という意見は多いですが、バランス感覚が養われていない初心者のうちは高すぎない方が良いと考えます。
その上でしっかり叩ける様にスネアやハットの高さ、タムやシンバルの距離や角度等を決めていきます。

最後に

ちなみに今回お話した内容はあくまでひとつの意見であり、また対症療法にすぎません!!
常にベストコンディションで、演奏だけでなく仕事や勉強や家事や遊びに向き合える様にする事が肝心ですね!!

それでは風邪には十分注意して音楽ライフを楽しみましょう!

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